マイクロスコープとは、大型の歯科顕微鏡のことで、肉眼の20倍程度まで拡大して患部を確認することができます。

お口の中は、暗く、小さいため、肉眼だけで見るのには限界があり、勘に頼ったり、なぁなぁな治療になってしまいます。

そんなときにマイクロスコープがあれば、とても大きく拡大された視野の中で治療をすることができるのです。より精密に、正確に。

もはや、歯科医療において、マイクロスコープは必須の設備といえるでしょう。

当院では、保険治療も含め、必要であればマイクロスコープを使用し治療を行うようにしております。（一般の歯科では自費治療での提供が多い）

マイクロスコープの有用性についてご理解いただけたと思います。こんなに大切なものなのであればどの歯科医院にもマイクロスコープは置いてあると思いますよね。

しかし、実際はマイクロスコープを導入している歯医者さんは全体の5％程度しか存在しません。導入率は一昔に比べれば伸びているのですが、まだまだ全ての患者さまが利用できる状態ではありません。

すべての歯科医院がマイクロスコープを導入し、精密な治療を行えることを祈ってやみません。